門人K episode1 =八光流柔術発見=
【投稿者:門人K】
八光流柔術のある日常
さぬき錬成会 門人Kの場合 episode1
=八光流柔術発見=
糖尿病、坐骨神経痛、五十肩持ちの(2023 年当時)54 歳のおっさん。
晴れてコロナ禍が明け、再び運動をしようと決意する。
20 数年前に合気道をかじっていたこともあり、「今一度、武道も良いかも」と考え出す。
しかし、不安はいっぱい。五十肩を悪化させれば数年単位で激痛により肩が上がらなくなる。
坐骨神経痛も1~2 か月程度立つことも、座ることも、寝ることも、歩くことも困難になるほどの激痛。自分の年齢を考えると一歩が踏み出せない。
そんな折、突然友人から「自分の家の近所に八光流柔術なるものの道場があることを発見した」との連絡。「八光流柔術が何かはわからないが、ネットで調べても怪しい団体では無いようなので体験入門してみる」とのこと。
武道の道場を探していたおっさんにとってビックリするほどのGood Timing 情報。
「これっておっさんに入門しろということなのか?」と脳内変換。しかも合気道時代の必読書が「月刊 秘伝」。八光流は記憶に残っていた。まさか四国で八光流道場があるとは思ってもいなかった。
後日、体験入門を果たした友人に感想を聞いてみる。友人曰く「力も感じないのに人間はこんなに簡単に転がるんだ!今まで力が正義だと思っていた自分にとって新しい世界が見えた。すぐに入門する。」とのこと。
この感覚を分かってくれる人間が増えることは何だかおっさんもうれしい。合気道の体験入門で、不思議以外に形容出来ない感覚で、即入門した当時の自分を思い出す。八光流の道場長もきっと腕の立つ師範なんだと感じた。気が付くとおっさんも体験入門を申し込んでいた。