門人K episode2 =八光流体験入門=
【投稿者:門人K】
八光流柔術のある日常
さぬき錬成会 門人Kの場合 episode2
=八光流体験入門=
体験入門当日、期待と不安を感じつつ道場に到着。20 数年ぶりに道着を着る。が、暑い。季節は6 月中旬。湿気暑さに「よくこんなのを着て稽古していたな!」と昔の自分を褒めていた。
門人は6 人ほど稽古に参加していたと記憶している。準備運動の後、左右に分かれて向かい合った人と初段技【八光捕】なるものを稽古する。
師範のお手本の後、体験の私は最初に師範が直接相手をしてくれた。
「流石ですね。最初から上手いです。」と褒められた。心の中で「先生こそお口が上手」とつぶやいてみる。おっさんの性格上褒められると疑い、貶されるとやる気が失せるという気難しい一面があることを自覚している。
稽古相手を左右に別れた人がずれながら交代していくシステムで稽古が進み、立ち技に移行した。初段技【引投】になると、1 人の捕り(投げる側)に対して残り全員の掛け(投げられる側)が間髪おかずに次々と襲い掛かる。楽しい。ひたすら楽しい。
稽古システムが昔通っていた合気道道場と同じことに驚いたが、八光流と合気道による術理の違いも感じられ大満足の体験入門となった。
稽古終わりに「滅茶苦茶楽しいな~」と思わず心の声が漏れてしまい、門下生の皆様に生暖かい目で優しく微笑んでもらったことが一番の思い出となった。
2023年6月 体験入門当時の様子