【暮らしのなかの柔術】DIY!漆喰塗りと八光流①

【投稿者:akiko】

6月から始まった善通寺道場。現在、玄関周りのセルフリフォームが進んでいます✨

お庭もすばらしい古民家なのですが、玄関はなんとなく暗い雰囲気で、壁がところどころはがれかけているところもあります。

こちらの動画も参考に、自分たちでゆっくり、リフォームを始めました(下の写真をクリックするとYoutubeが表示されます)。

(銀之輔さん自身の人生やお話もとてもおもしろいです👀✨ 興味のある方はこちら

動画にもありますが、昔の建物(お城とか)はみんな漆喰! 

「呼吸する」生きている壁。

呼吸(風が流れる)って、ほんとうに大事だなとおもいます。体に緊張が入っているときは呼吸がとまっているし、心地がよくない。大地の再生でも風の流れは肝要です。ひとの身体も建物も空間も、それは同じ。

さらに漆喰は塗り替える必要もなく、むしろ年を追うごとに丈夫になる(次の世代だって恩恵にあずかれる🙏✨)。さらにはウイルスも撃退し、冬もあったかい。こんなに素晴らしい素材が昔からあるのに、どうして10年程度で張り替えなくてはいけない、しかも湿気も磁気も埃もたまってしまうクロスになっちゃったんだろう?! お金もかかるし手間もかかるしゴミも増えるし、、、考えば考えるほど、漆喰って素晴らしいなと感じます。

昨日はまず、繊維壁を剥がして土壁に戻すところから開始。

たっぷり水をかけるとおもしろいくらいスルスルと!繊維壁がはがれていきました。

八光流的には「人差し指」も意識して(!笑)。

八光流の技の練習でも、人差し指のラインを意識すると技が決まりやすかったりします(by 州山先生)。くわしくはぜひ、お稽古のなかで体験してみてください✨ 

暮らしのなかの動作とお稽古が合わさってくると、八光流の技ひとつひとつがとっても奥深いことに気づかされます。また、こうやって体に意識を向けるだけで自分の体ともっと「つながりやすく」なってくるのはヨガも同じ。

(ねこも途中から参加。笑)

繊維壁をはがしながら、無駄なところに力みがないかな?と全身意識をめぐらせる。なるべくリラックスして向かい合う。壁を剥がすなかでも八光流やヨガで学んだことが生かされてきます。

そしてこうやって自分たちで手をいれると、その空間自体がやわらくてあたたかな空気を帯びていく気がします。

ひとつひとつ丁寧に。

この玄関をとおるたび、心地よい空気がお迎えしてくれる。

ちょっとずつ変化していく、善通寺道場の雰囲気もぜひ味わいにきてください♡

(善通寺道場前の最近の朝日✨ 落葉樹たちが葉っぱを落としはじめました。朝の空気と景色にとっても癒されます☺️)



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